アトリビューテガンダム

アトリビューテガンダム(Attribute Gundam)は、北日本共和国の所有する汎用装備換装モビルスーツ。型式番号:MX-109
なお、本項では後継機ネメシスガンダム[アズール]と派生機リームガンダムの概要も記述する。

アトリビューテガンダム

アトリビューテガンダム Attribute Gundam
型式番号 MX-109 ~-G(ランド) -S(スカイ) -R(ユニヴァース)
所属 北日本共和国国防宇宙軍
建造 ラグランジュ3軍事用コロニー「アームズ」
生産形態 試作機
頭頂高 18.3m
本体重量 38.7t
全備重量 59.8t、62.9t(ランド)、59.9t(スカイ)、67.3t(ユニヴァース)
装甲 ブリネニウム合金 電磁装甲(一部)
武装 対装甲ナイフ「ドゥルガー」×2 標準型ビームライフル シールド ガトリングガン
主な搭乗者  

アトリビューテガンダムは、北日本共和国軍のMSシリーズ「NEXT GENERATION 100 SERIES」のうちの一機として開発された装備換装型MSで、ブリネニウム合金などの革新的な試みや、電磁装甲などの西暦時代から煮詰められてきた技術なども積極的に採用されている。アトリビューテは、「属性」の意。
開発の参考にされたのは、西欧連邦のジニー及び、大和のネフィリム・ジニー、北日本製である潮汐や冬月である。
ジニーのような機体は装備換装によって様々な戦況に対応出来、少ない戦力でもあらゆる戦況に対応でき、充分な機体を出撃させる事が可能であったものの、装備換装される機体本体が、いわゆる「器用貧乏」になってしまっている事が問題視されていた。
これに対し、北日本共和国が出した答えは、「本体そのものも装備換装する」というものであった。
しかし、換装する種類が多いと、装備換装機本来の汎用性が失われてしまう為、「地上」「空中」「宇宙」の3つに本体装備を絞る事で、汎用性を失わずにより高い対応能力を手に入れた。
また本機は、もともと変形・装備換装・分離合体を行う「ガンダムエンリル」という一つの機体になる予定だったが、合体・変形システムと装備換装システムの両立が難しく、「プロトタイプ・ガンダムエンリル」開発後に、プロジェクトは装備換装・限定的な分離合体機である本機と、コクピット・上半身・下半身に分離する本格的分離合体を行うイリミタブルガンダムに二分化された。



武装

対装甲ナイフ「ドゥルガー」
サイドアーマー(正確には脚部の付け根)に格納された格闘兵装。バッテリーを使わない実体剣のため、少ないバッテリー残量でも使用できる。
NJ-NBR15 標準型ビームライフル
北日本軍の標準型ビームライフル「NJ-NBR」の改良モデル、「15」は15番目のモデルであることを示している。
シールド
下端が尖っており、白兵戦時の攻撃に使用できる。アルスヴィズのものと同等。
ガトリングガン
右肩に装着された近接戦闘向け兵装。

アトリビューテシステム


ランドアトリビューテガンダム

ランドアトリビューテガンダム  
重量 62.9t
追加武装 なし
ランドアトリビューテガンダムは、陸上での戦闘を目的とした装備である。
3つの形態の中ではもっとも素体に近く、外見上の差異もないが、脚部がホバーユニットに換装されているためよって重量が増加している。
また、対空装備であるA.A.A.P.は、もっぱらランドアトリビューテの専用装備である。

スカイアトリビューテガンダム

スカイアトリビューテガンダム  
重量 59.9t
追加武装 ディフェンスロッド


ユニヴァースアトリビューテガンダム

ユニヴァースアトリビューテガンダム  
重量 67.3t
追加武装 不明


ドローアトリビューテパック


ラピッドアトリビューテパック


ガンファイヤーアトリビューテパック


スナイプアトリビューテパック


バッテリーアトリビューテパック




ネメシスガンダム[アズール]

ネメシスガンダム[アズール]とは、北日本国防軍の所有する人型機動戦闘機(モビルスーツ)。(型式番号:MX-205AおよびEDTX-102V、もしくはEDR-291Y

ネメシスガンダム[アズール] Nemesis Gundam[Azure]
型式番号 MX-205A/EDTX-102V/EDR-291Y
所属 地球圏連合→エイム
建造 ヴァリアント社月工場→廃棄コロニー内宇宙工廠(改修)
生産形態 試作機
頭頂高 18.5m
本体重量 42.5t
全備重量 64.9t
装甲 ブリネニウム合金 電磁装甲(一部)
武装 頭部近接防御機関砲×2 ビームサーベル×2 ビームライフル シールド ビームバズーカ
主な搭乗者  

ネメシスガンダム[アズール]は、可変MS用の200型フレームの採用と、専用のヴァリアブルアトリビューテパックを用いる事で、本来の「ガンダムエンリル」を擬似的に再現したものといえる。(ただし、一部のアトリビューテパックに使用に際して制約がある)「ネメシス」はギリシア神話の女神で、復讐をなだめる恩恵をほどこす側面と、呵責のない復讐者の二面性を持つ。
コンペにおいてネメシスガンダム[スターライト]と正式採用を争い、結果としてコストや整備の面から非可変のスターライトが連合軍(アイギス)に採用された。しかし、コンペに落選したその機体をエイムが秘密裏に入手。一部に改良を加え自軍戦力に加えた。

武装

頭部近接防御機関砲
頭部に二門設置された機関砲、ミサイル迎撃などに使用される。
ビームサーベル
本体に二つ格納されているサーベル。ビームガンとしても使用可能。
ビームライフル
型式番号:NJ-VBR06 標準型のものより銃身が長いため、射程も長い。
シールド
北日本軍の可変MSでよく使用されるタイプのシールド。ヴァリアブルアトリビューテパックを装備したMA形態では機首となる。
ビームバズーカ
量産型AGガンダムの装備を流用したもの。本来の装備ではない。

リームガンダム

リームガンダムとは、北日本共和国国防軍の試作モビルスーツ。

リームガンダム Leem Gundam
型式番号 MX-299
所属 北日本共和国国防軍
建造 ラグランジュ3軍事用コロニー「アームズ」
生産形態 試作機
頭頂高 18.1m
本体重量 40.1t
全備重量 58.2t
装甲 電磁装甲・カーボン系素材
武装 ビームライフル ビームサーベル
主な搭乗者  

リームガンダムは、アトリビューテガンダムよりも特殊環境に特化した装備の実用試験のために製造された「局地戦闘装備運用実験機(Local combat Equipment operation Experiment Mobile suit L.E.E.M.)」であり、機体名の由来もそれの略称である。
開発部署の違いから、アトリビューテガンダムでは実現できなかった可変と装備換装の両立が保たれているが、アトリビューテパックの使用は不可能。
装甲部にはアトリビューテと同じ通電式電磁装甲が用いられているが、装甲板はブリネニウム合金ではなく従来のカーボン素材である。

関連項目


  • 最終更新:2010-07-10 23:02:28

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